サクマ歯科医院からの診療ニュースです。

 

 みなさん、誤嚥性肺炎という病気を知っていますか?

 

食べ物や唾液が気管に入ってしまったときに一緒に入っていた細菌が繁殖し

その奥の肺で炎症をおこし肺炎になるというメカニズムでおこります。

とくに噛む、飲み込むがうまくできなくなる高齢者に多い疾患といわれています。

このときに肺で炎症を起こす細菌のほとんどが歯周病菌ということがわかってきました。

口から飲み込む細菌と考えれば納得できますよね。

 

肺炎は高齢者の死因第3位で、この肺炎の7〜8割はこの誤嚥性肺炎ということ。

とてもこわい病気なんです。

年齢がすすめばだんだんと飲み込む力というのはどうしても弱くなってしまいます。

しかし、日々のブラッシングや歯医者さんで定期的に歯石を取ることで

口腔内の細菌数を減らしておくことは十分に可能です。

 

虫歯もないし・・・痛いところもないし・・・と思っているかたも、

時々歯医者さんで検診を受けてみることをおすすめします。

 

 

 

 


虫歯予防はまず生活改善から

 

虫歯は「虫歯菌・砂糖・歯の質・時間」の4つの因子がピタリと重なった時に発生するといわれています。すなわち、この中の一つでも欠ければ虫歯にはならないということがいえます。

 

そして、それには「歯みがきさえきちんとしていれば大丈夫」というわけにはいきません。
歯みがきをちゃんと行っていても、口の中に砂糖が長時間残っていれば虫歯は発生してしまいます。また、歯の質が弱ければ、普通よりも酸に冒されやすくなります。虫歯を予防するには、まず日頃から生活習慣を見直し、虫歯になりやすい条件を極力揃えないようにすることが大切です。


たとえば、砂糖の入った食べ物をなるべくへらすようにする、食べ物を食べたときはプラークになってしまう前に歯磨きで食べカスを取り除いておく、小魚や海草の量を増やして良質なカルシウムを摂取し歯の質を丈夫にしておく、ダラダラ食いをなくし食事は規則正しくとるなど、生活習慣をちょっと改善していくだけで、虫歯の発生率は大分抑えることができるはずです。食生活をはじめとする自分の生活習慣を振り返って、虫歯になりやすい条件が重ならないように気をつけましょう。 

 

JUGEMテーマ:健康


口の中で繁殖するヌルヌルの『バイオフィルム』

口腔内には、たくさんの細菌や真菌が棲み着いています。これが集団を作ってヌルヌルした糊状の層となったものが、
バイオフィルム(細菌叢)です。バイオフィルムは、口腔内だけではなく、いろいろなところにも見られます。
さらに体の免疫系にたいしても強力なバリアがあって、なかなか排除されませんし、抗菌剤なども侵入できないのです。
また、病原体を高め、体に悪影響を与える毒素を出して炎症を起こします。それが、歯周病です。
口腔内のバイオフィルムは口のなかだけにとどまらず、寝ている間に体の中にも入っていきます。
それが誤嚥性肺炎の原因となります。
『歯垢の中には、500種類以上の細菌が存在し、バイオフィルル状態となって歯周ポケットなどにしっかり張り付いています。
歯周病を治療するためには、専門的な口腔ケアでバイオフィルムごと破壊して除去する必要があります。』
         
                                     (顎咬合学会小冊子より)

 

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口の中で繁殖するヌルヌルの『バイオフィルム』

口腔内には、たくさんの細菌や真菌が棲み着いています。これが集団を作ってヌルヌルした糊状の層となったものが、
バイオフィルム(細菌叢)っです。バイオフィルムは、口腔内だけではなく、いろいろなところにも見られます。
例えば台所の流しや浴槽に付くヌルヌルした物体は、口腔内とは別の細菌が集まったバイオフィルムです。
バイオフィルムは歯垢(プラーク)として、歯の表面などに固着している為、簡単には除去できません。
さらに体の免疫系にたいしても強力なバリアがあって、なかなか排除されませんし、抗菌剤なども侵入できないのです。

歯周病を治療するためには、専門的な口腔ケアでバイオフィルムごと破壊して除去する必要があります。


                                             〈顎咬合学会雑誌より〉

 

「歯と歯肉の健康を維持し、自分の歯で食べる楽しみを味わうことで、明るく豊かな老後を過ごそう」との趣旨のもと、1989年(平成元年)より現・厚生労働省が実施している運動です。元々は1987年(昭和62年)の、喪失歯が10本程度であれば老後の食生活に支障がないとの報告から、「80歳での喪失歯を10本に抑えよう」という「8010運動」がスタートしたのがきっかけ。この運動から、今度は「80歳になっても自分の歯を20本残そう」というスローガンを掲げた「8020運動」が始まりました。

 80歳で20本歯があるということは、10本の歯が何らかの原因で抜けたことになります。この原因の改善をしない限り「80歳で20本」ということは大変難しく、抜けやすくなっている環境を改善すべきでしょう。
 
例えば、虫歯で歯を失う人はカルシウム不足が原因です。小魚や、海藻、緑黄色野菜を多く摂取し適度な運動、ビタミンDなどの多く含まれる食物を食べるようにしましょう。
 
カルシウムは、錠剤や牛乳に頼ると危険です。それほど効果がないという報告も聞かれます。歯周病で歯を失った人は、食事のときあまり噛まずに食べる人に多く発病します。

 逆に、一口30回以上噛んで食べる人の歯は、汚れが付かず、歯石も付かない人が多いようです。歯石が付かないということは、歯周病の予防になることですから、一口30回を目標に噛んで食べるようにすると歯周病の予防に役立つでしょう。

 よく歯医者さんやテレビのCMなどで、「1日3回の食後には歯みがきを・・・」と耳にすることがあります。人の食後のお口の中では一体何が起きているのでしょうか?

 まず、食事をすると人の口の中には唾液が大量に分泌され口の中を中性に戻すように働いてくれています。ところが食後すぐに歯みがきやうがいをすると唾液はその効果が発揮されないまま流し出されてしまうので水分不足になり口臭の原因にもなってしまうのです。ここでわかるように唾液というのはお口の中を清潔に健康に保つために、とても大切な役割をしているのです。

 もう一つの問題は、食後の口の中はPhが下がり酸性になっているため、歯は普段は膜のようなもので覆われていますがそれが酸性になることでむき出しの状態になっています。(時間をかけて唾液が戻してくれます。)そのような状態でゴシゴシ歯を磨くと、目には見えない傷がたくさんついてしまいます。

 というように食後の歯磨き・うがいにはこのようなリスクがあるのです。とはいっても歯みがきをしないわけにもいかないと思うので、このようなことを頭に入れながら歯ブラシでみがく力を自分で調節したり口をゆすいだ後にはキシリトールガムを噛み唾液の分泌を促してあげるなど対策を工夫しましょう。

 歳をとるにつれ、歯の数もだんだんと減少してきます。当たり前の様な話ですが、実は歯が自然にすり減ってなくなっていくのには400〜500年もの時間がかかるそうです。健康な歯であれば、どんなに長生きしても歯をくいしばるような力仕事に従事してきた人でせいぜい歯の1/3程度、一般の人なら歯の先端がすり減る程度だといわれています。

 ところが、厚生省の調査によると、歯が生えてから抜けていくまでの平均期間は40〜60年となっています。つまり、一般的な歯の寿命は長くて60年ということになるわけです。本来なら一生使えるはずの歯が、60年という短期間で失われてしまう大きな原因が、虫歯や歯周病などの病気です。成人の90%以上が、いずれかあるいは両方の歯の病気を抱えており、人生半ばにして自分の歯を失っているという結果を招いているのです。

 歯も一つの物質ですから、寿命があるのは当たり前のことなのですが、その寿命を「一生持たせるのか」または「60年で終わらせてしまうのか」は、あくまでもその人の心がけ次第ということがいえるでしょう。


  

 歯のエナメル質は、ハイドロキシアパタイトという結晶鉱物から構成されています。フッ素は、この「ハイドロキシアパタイト」の結晶を酸により強い「ハイドロキシフルオロアパタイト」に変化させ、虫歯になりにくい歯を作ってくれます。さらに、初期の虫歯であれば、虫歯に付着したフッ素が、再石灰化という現象を起こして虫歯の進行を止めたり、虫歯菌がプラーク(歯垢)や、酸を作りだしたりするのを抑えるという働きをしてくれます。
 

 ある地方で歯の奇形が発見され、その原因究明に村の飲料水を調査した結果、普段の飲料水に含まれているフッ素の量が異常に高いことが判明しました。そこで他の村人たちの歯にも歯の奇形がないかを調査したところ、その村の人達には虫歯も少ないことが判明したのです。歯の成分の中にもフッ素の多い歯は丈夫で虫歯になりにくいということが判ったのです。そしてフッ素は飲料水として体内から吸収すれば効果的ではないかと思うのですが、フッ素塗布やイオンスプレーによる1~2回の利用では効果はないと思われます。
 

  
 
 ただし、たとえフッ素を塗布したからといって、それで虫歯予防が完全にできたわけではありません。虫歯を防ぐ一番の方法は、やはり正しい歯みがきで、口の中の食べカスやプラークをきれいに取り除いてあげることです。口の中をきちんと清潔にし、そのうえでフッ素を使ってより虫歯予防を強化させること。フッ素塗布はあくまで三次的な予防方法であることを忘れないようにしましょう。

  乳歯が虫歯に冒される一番の原因は糖分の取りすぎです。特に子供の大好きな甘いお菓子は虫歯多発の大きな原因となります。幼児の場合は、少年期のように甘さに対する味覚が発達しておらず、しかも成長するために必要な糖分は、食物からでも十分摂取できるため、大量に糖分を与える必要はありません。
 さらに、最近は全般的に軟らかい食事が増えてきました。子供の好みに合わせてメニューを選べば、おのずとハンバーグやシチュー、カレーなどそれほど噛まなくても飲み込める食事が中心になりがちです。それだけ歯を使う機会が少なくなり、歯を鍛える場も少なくなってくるというわけです。虫歯予防のためにもカルシウムの多い食事も考えるようにしてみましょう。                     
 また、四歳ごろになると自分で歯ブラシを持って歯みがきをする子が多くなりますが、子供任せの歯みがきでは、食べカスやプラークを取り除くことはできません。歯ブラシが使えるからと言って、なかなか子供は上手にはみがけません。自分でみがく習慣を身につけさせることは大切なことですが、必ず最後に大人が仕上げみがきを行い、みがき残しがないように点検してあげましょう。
 子供の虫歯は、お菓子を与えすぎない、噛みごたえのあるメニューを食卓に乗せる、みがき残しに注意しながら歯みがき後の口の状態をチェックしてあげるなど、親が気を付ければ防げる場合が多いものです。
 
 

 歯肉炎から歯周病にまで症状が進んでしまった場合は、歯科医院にかかって適切な治療を行う必要があります。健康な歯が歯周病によって失われてしまう前に、一刻も早い治療をおすすめします。歯周病を治療する主な方法には次のようなものがあります。


○初期治療○
 歯石の除去が目的の「スケーリング」と、歯周病によって冒されたセメント質を取り除く「ルートプレーニング」があります。いずれも、歯に付着したものを取り除き、プラークや歯石が再び付着するのを防ぐために炎症を抑えて歯周ポケットを浅くすることが目的です。

○歯周ポケット搔爬(そうは)術○
 歯周ポケットの中で炎症を起こしている部分を掻きだし、プラークや歯石、壊死セメント質を除去して炎症をなくすことで、歯周ポケットそのものを無くす治療法。

○歯肉切除術○
 ポケットが深く、歯肉が増殖している場合に用いられ、歯肉そのものを切除する方法。
 

○フラップ手術○
 
 
 
 歯肉をはがして、プラークや歯石をルートプレーニングできれいにし、歯肉を縫い合わせる方法。

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