サクマ歯科医院からの診療ニュースです。
 不潔な入れ歯は口の中に新たな病気を誘発します。基本的には、食事のたびにはずしてきれいに洗浄するようにしましょう。入れ歯は常に装着し、粘膜や歯槽骨に適合させていくことが大切なので、洗浄後は再びはめて、できるだけ入れ歯に慣れていくようにします。
ただし、就寝前ははずしてしまっても構いません。長時間はずす場合は、丁寧に歯ブラシなどで清掃した後、水を入れたコップに浸しておきます。入れ歯は、陶歯や合成樹脂を使ってつくられているものが多いので、くれぐれも乾燥には注意してください。はずしたまま空気に触れさせておくと、乾燥することで、その後の噛み合わせが悪くなったり、入れ歯そのものの寿命を縮めてしまうことにもなります。水に浸すときは、入れ歯洗浄剤などを入れておくと消毒にもなります。
また、入れ歯は万全ではありません。使っていくうちに、噛む力の圧力と歯肉の後退などが原因で、3年ぐらい経つと数ミリずつ噛み合わせが狂ってきます。局部義歯も、支えの金属が歯肉に当たるようになる場合があります。したがって「一度つくったらそれっきり」というのではなく、一年ごとに歯科医に点検してもらい、噛み合わせの調節などを行うようにした方がよいでしょう。

 患者様自身の価値観、治療費がいくらかかっても自分でこうしたいと云う希望と費用が一致すれば、それは高価なものでないと云えます。
もともと、歯科の場合保険制度が、スタートした時点から「すべてを保険制度で画一的に治療してしまうのは望ましくない」との方針のもと、必要最低限の治療は保険で、それ以上を希望する時は、自由診療で治療できるシステムをとりいれています。ですから、歯科診療費は一般の医療費と違い、「保険診療と自由診療の相乗り」が認められており、治療をすべて自由診療で行なう、あるいは自由診療の割合を増やせば、当然診療費は高いものになります。

歯は、身体全体の健康にも影響を及ぼすほど大切な器官ですから、最低必要な治療は保険適用範囲で行ない、治療の希望や生活等を考慮しながら、充分納得のいく説明を求めながら自由診療を行なうかたちが望ましいと思います。

 ※休診のお知らせ
2012年 5月 9日(水)、休診致します。
ご迷惑おかけ致します。
                                            サクマ歯科 

 乳歯は妊娠7週目からつくられ始めて、生後6ヶ月を目安に下界に顔を出します。生後6ヶ月というのは、母乳を飲みながら、なおかつ離乳食も食べ始める時期です。そして、2歳半頃には完全に生え揃います。
基本的に、乳歯を虫歯から守るためには、歯が生え始めたときから、何らかの方法で歯に食べカスやプラークを残さないことが大切です。ですから、生後6ヶ月経ち、乳歯が顔を出し始めたら、親は虫歯予防に対する意識をきちんと持っておくようにしたいものです。
特に奥歯が生え出したら、本格的に虫歯予防をスタートさせる必要があります。奥歯は、前歯と比べて溝の形が複雑なため食べカスなどがたまりやすく、それだけ虫歯にかかる率も高くなります。虫歯はまず奥歯から発生することが多いので、歯磨きをきちんと行いながら、歯科医にかかって定期的に検診を受けるようにしましょう。

 子供の歯は大人の歯に比べて歯質が軟らかく、非常に虫歯にかかりやすいものです。しかも、子供の虫歯は1本だけではなく、歯全体に広がりやすいという特徴があります。また、いったん虫歯にかかると、ものすごいスピードで広がり、わずか1年から1年半の間に歯冠の部分のすべてがなくなってしまうケースも少なくありません。
子供の虫歯の広がり方にも特徴があります。まず、奥歯の噛み合わせ面が虫歯にかかり、それが次第に深くなっていきます。それも、1本の歯に限らず、何本もの歯がチョコチョコと虫歯をつくっては深く大きくなっていきます。奥歯が虫歯にかかると、次に前歯の歯と歯の隙間が虫歯になり、奥歯と同じように大きくなっていきます。前歯にかなり大きな虫歯の穴ができ始める頃には、すでに奥歯はボロボロといった状況になっていることが多いのです。子供の場合、このような状態になるまでにはほんの短時間しかかかりません。
乳歯は12歳頃でその役割をまっとうしますが、それまでの時期というのは心身が最も発達する非常に大切な時期です。栄養をたくさんとって成長しなければならない時期であると同時に、人とのコミュニケーションにはかかせない言葉・発音を覚える時期でもあります。虫歯で歯がボロボロになってしまうと、よく噛めない、上手にしゃべれないなど、心身の発達に悪い影響を及ぼすことにもつながってくるのです。